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ルーペとは?

世界中の国が最高の印刷技術を駆使して発行した切手には、精密で美しさにあふれた図案と文字によって、驚くほどたくさんの情報が埋めこまれています。それを調べる際に欠かせないのがルーペです。肉眼で見るときとは違った楽しみ方が広がります。

形態や倍率もいろいろなものがありますが、図案を調べるには5〜10倍のルーペが最適で、倍率が調整可能なものやレンズ面に定規が付いたものもあります。

★左がライト付きルーペ(10倍・ライトハウス社製),右がルーペビュークラフト(5倍)です。


 
★ふるさと切手「夢の架け橋」(東京版,1994年3月発行)では、ルーペで拡大するとネコ描かれているのが見えます。この架け橋を、子供の未来につなごう・・・という思いをこめて、夢のある原画に描かれたのは、なんと「キティちゃん」。この切手のデザインはサンリオに勤務していた某デザイナー。実は、飛行船のネコ、最初はキティちゃんだったのだとか・・・。残念ながらその案は通りませんでしたが、どことなく面影が残っていますね。


★記念切手「世界人権宣言50周年記念」(1998年12月発行)は、一見したところ、ほのぼのイラストを使用したごく普通の切手。しかし、日本切手史上類を見ない、驚くべき秘密が隠れています。なんと、国名表記などの文字部分を除き、線画と背景を構成しているのは、“50TH ANNIVERSARY OF THE UNIVERSAL DECLAEATION OF HUMAN RIGHTS”(世界人権宣言)という文字なのです。その文字数はなんと1万字以上!実は、1枚の切手に印刷された文字数としては、世界で1、2を争うのでは・・・と考えられています。


★1994年〜1999年にハンガリーで発行された「ハンガリー刺繍切手」。普通に眺めていても美しいのですが、ルーペで見ると小さなスペースの多くに模様が表現されていて、その素晴らしさを再確認することができますよ。


 
★アドバンストコレクターの中には、倍率の高いルーペを使用し、点々の集合であるグラビアスクリーンの角度を調べて、印刷の版の違いを研究している人もいます。これぞ切手収集という研究分野ですね。

切手は情報の玉手箱。ルーペでじっくり眺めれば新しい発見が!切手デザイナーたちの意気込みを感じることができるかも・・・
ルーペは、切手商の他大きな文房具店でもお買い求めいただけます。

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