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〜公開入札制度(JPSオークション)をご利用のみなさまへ〜

 公益財団法人日本郵趣協会は、郵趣に関する普及啓発、展覧会、学術研究調査、国際文化交流を通して郵便文化振興に寄与するとともに、それらの研究成果を広く一般の人々に還元し、社会に貢献しています。
 このように公益事業の一環として、当協会では流通促進事業を行なっています。流通促進事業は、郵趣文化の継続的発展を維持するため、郵趣品を円滑かつ公正に郵趣界に流通させることを目的とします。この理念のもと、日本郵趣協会では、JPSオークション、Otegamiフリマの定期開催に加え、切手展などのイベントで郵趣品交換コーナーを開催しています。
 これらの流通促進事業の中で、近年、郵趣品のオークションについては新規業者が参入し、また、ネットオークションも活発化しています。このようにオークションによる郵趣品の流通チャネルが多様化する中、公益財団法人としてオークションを定期開催することの意味合いは小さくなりつつあります。そこで、日本郵趣協会ではオークション部門を見直し、一旦、定期開催を休止することとしました。今後は、たとえば大口の出品依頼などがあった場合に特別オークションを開催するなどの可能性を含め、検討を継続していきます。
 一方で、郵趣品の流通については、Otegamiフリマ、切手展などのイベントでの郵趣品交換コーナーを継続し、公益財団法人としての役割を継続してまいります。今後も、日本郵趣協会の流通促進事業をご理解いただき、ご利用いただけると幸いです。

公益財団法人 日本郵趣協会 理事長
山田 廉一
流通促進委員会委員長
森下 幹夫

2023年1月 公益財団法人日本郵趣協会