1952年(昭和27年)・東京では、雑司ヶ谷の由緒正しい大病院にまつわる奇怪な噂が、世間を騒がせていました。
久遠寺医院の娘・梗子が20カ月もの間妊娠し、一向に出産する気配がありません。しかも、彼女の夫は1年半前に医院の密室から忽然と消え失せ、いまだに行方不明だとというのです。
小説家の関口巽(永瀬正敏)はふとしたことから事件に関わり、私立探偵の榎木津礼二郎(阿部寛)と捜査に乗り出すのですが、次々と新たな謎が出現します。元看護婦の謎の死、消えた新生児、妖怪“姑獲鳥”の呪い……。
ついに、「憑物落とし」の京極堂(堤真一)が立ち上がりました。果たして聞くも恐ろしい事件の真相とは?
この写真付き切手(Pスタンプ)は、直木賞作家・京極夏彦の衝撃のデビュー作「姑獲鳥の夏」の映画化を記念して発行されたもので、魅力溢れる個性的な俳優たちの息吹が見え隠れします。
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