ごんぎつねは、児童文学作家・新美南吉の代表作で、彼の出身地である愛知県知多郡半田町(現・半田市)の権現山を舞台に書かれたといわれています。
1956年に小学4年生の国語の教科書に採用されて以来、以降50年間途切れることがなく掲載され続け、かつ年々その数は増え1980年からは全社が採用しています。この間に学校でごんぎつねを読んだ人は、実に5,000万人以上にのぼります。
この写真付き切手(Pスタンプ)は、光村図書出版の教科書に採用されているかすや昌宏の絵で、独特のやわらかい色彩と絶妙なグラジュエーションが特徴的です。影絵のような光と影を意識したタッチからは、田舎の空気の暖かさが伝わってきます。
|