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静岡県の島田大祭は3年に一度開催され、美しい帯を太刀にかけ、大奴が優雅に行列することから帯まつりとも呼ばれています。日本三奇祭の一つにも数えられ、その起源は元禄8年(1695年)といわれています。
島田では、他所から嫁いできた花嫁は、晴着姿で大井神社にお参りをして、氏子になった報告と安産のお祈りをしたあと、晴着のままで町並みを披露することが慣わしでした。しかし、これでは女性が見せ物のようで気の毒だ・・・その代わりに女性の命である「帯」を大井神社に飾って、安産祈願と町並み披露を行うことになったのです。
このようにして、大井神社の大祭にこの帯の披露が加わり、あでやかに華を添えることとなりました。
この写真付き切手(Pスタンプ)には、島田大祭の大名行列、御神輿渡御(おみこしとぎょ)、鹿島踊り、本陣入りなどで飾られており、まさに元禄絵巻のようです。
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