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「もはや戦後ではない」といわれ、時は高度成長時代を迎えようとしていた1950年代ニッポンに、彗星のごとく登場した石原裕次郎。
1956年、石原慎太郎原作の「太陽の季節」で衝撃のスクリーン・デビューし、その後「狂った果実」「俺はまってるぜ」「嵐を呼ぶ男」などで日活アクション路線の銀幕大スターとなりました。
長身に日本人離れした長い足、慶応ボーイらしい育ちのよさと奔放で物おじしない快活さは、「太陽族」のシンボルとして多くの若者に熱狂的に支持されました。
また、映画と同時に歌手としても人気を博し、哀愁ただよう低く甘い歌声で数々のヒット曲を生み出しました。デビュー曲「狂った果実」をはじめ、「俺はまってるぜ」「銀座の恋の物語」「夜霧よ今夜も有難う」など膨大なヒット曲は、幅広い年齢層に支持されました。
デビュー50周年を記念し、石原裕次郎大ヒット曲トップ12がゴールドディスクに収録され、そのレコード・ジャケットが写真付き切手(Pスタンプ)になりました
「太陽の子」「タフガイ」と呼ばれた石原裕次郎の軌跡が、CD+Pスタンプで私たちの前に蘇ります。
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