写真付き切手コレクション 世界の切手たんぶる
 SL記念 D51-498


 D51形式蒸気機関車は日本製の蒸気機関車で、動輪が4つあり、「デゴイチ」の愛称で愛されました。初期に製造された100両は上部のドームの覆いが長く、その形状からナメクジといわれました。また、22,23号機はドームが運転台まで延びているため、おおなめくじ、スーパーナメクジと呼ばれました。
 戦時体制は本形式に大きな需要を与え、1945年までの間に1115両もの多数の車両が製造されました。この両数の多さがD51への信頼感の大きさを表しています。
 戦後、貨物用機関車が余るようになると、本形式のボイラーを活用したC61型が生ました。また1960年には、6両に軸重軽減の改造が施され新形式D61型となりました。
 引退に際し、多くの機関車が全国各地で保存されることとなり、1号機は京都市の梅梅小路蒸気機関車館に保存されており、498号機は1988年に動態復元され、おもに『SL奥利根号』を中心に、各地のイベントで活躍しています。

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発 行: 2004年8月
フォルダー: あり
企画制作: (株)日本レストランエンタープライズ


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