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花菖蒲とは、野山に自生するノハナショウブをもとに、江戸時代から改良してきた日本産の園芸植物です。
大きく分類すると江戸系、肥後系、伊勢系に大別され、近年はアメリカなどで改良された欧米系の品種が加わりました。
花菖蒲は、アヤメ、カキツバタと似ています。花菖蒲は湿地や乾地どちらにも適応しているのに対して、アヤメは乾地、カキツバタは低湿地や池沼を好みます。
このフレーム切手(Pスタンプ)は、生きた江戸の文化財とも言える堀切花菖蒲、水郷の景観が見事な水元公園の花菖蒲などで構成されています。江戸花菖蒲は、安藤広重、歌川の錦絵にも描かれています。
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