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 JAPEXの歴史

 日本で初めての公募による本格的な切手展「全国切手展」(略称:JAPEX)は1966年(昭和41年)に第1回がスタートし、以来、今日まで毎年継続して開催しています。
 JAPEX(ジャペックス)とは、日本(Japan)の切手展(Philatelic Exhibition)の頭文字をとり、名付けられました。

 当時の切手展はまだボール紙大の用紙に切手を貼る作品が多く、今日では当たり前の「アルバムリーフに整理すること」が、まだ十分に理解されていない時代でした。日本郵趣協会では、欧米のようにアルバムリーフに切手を整理することを普及するために、切手展の開催をスタートしました。

 JAPEXの特徴は、出品募集から展示設営、会期中の運営など、その全てをボランティアの手で運営していることにあります。
 1971年(昭和46年)に日本の郵便創業100年を記念したJAPEX'71を開催して以降、郵趣界の秋のビックイベントとして着実に発展を遂げ、2015年(平成27年)には記念すべき第50回目のJAPEXを開催しました。
▲第1回全国切手展の様子
(1966年)
▲記念すべき第50回全国切手展
(2015年)
▲コロナ禍において、感染予防
対策のうえ開催(2021年)