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「ゆうびんde自由研究・作品コンテスト2024」審査総評

 「ゆうびんde自由研究・作品コンテスト」は2012年に始まりました。毎年、多くの切手が発行され、その多彩なデザインに魅了されます。それと同じく、本コンテストにおいても、毎年、個性あふれる作品が集まり、小学生の豊かな感性に驚かされます。

  郵便に使われる切手、郵便に押される消印などの郵便関係資料を通して、多様な文化、歴史、自然についての知識を深めることが、「ゆうびんde自由研究・作品コンテスト」の主たる目的です。そして毎年、応募作品の審査では、興味や関心を持った事柄(テーマ)を意欲的に調べている小学生の姿が想像でき、その探究心に感嘆させられます。

  さて本年(2024年)は、切手部門に25作品、風景印部門に356作品の応募がありました。近年は、小学校で郵便や手紙にふれる機会は少ないようです。また、切手を貼って手紙を出すことも多くありません。このことから、応募作品の減少を危惧していました。しかし、応募数は今までと変わりなく、審査員一同感心させられました。小学生の知的好奇心、調べることへ意欲、挑戦する姿勢は不変です。

  「切手部門」では、伝統文化、動植物、科学技術などを新鮮な視点や斬新な着想で分析した作品が多く、それぞれの個性が感じられます。また、研究のプロセスがしっかりとしている作品、今後の研究の発展が楽しみな作品がありました。切手にはいろいろなものが描かれています。その描かれたものを調べて、自らの思い出や生活とのつながりを丁寧にまとめると、作品の幅が広がって見る人の印象に残ります。切手と自分で撮った写真や自分で描いたイラスト(図など)を対比させたりすると、一層効果的です。
  「風景印部門」では、地域や市、町の特徴的な題材を調べて、それを2、3点選び、魅力的に描くことが求められます。見る人に、わかりやすく伝えることが重要です。今回は、これらを理解して、ハッキリとした線で目立つように描いた作品が多く、好感を得られました。なお、風景印とは、特産品や名所をデザインした絵入りの消印です。地元の宣伝やPRになる題材が描かれているので、基本的に郵便局ごとに異なるデザインになっています(風景印がない郵便局もあります)。

  切手や風景印など、郵便にまつわるものを活用し、自分の調べたことや考えを伝える作品は、創造性を伸ばして豊かな心を育みます。そして、郵便切手文化の一層の振興につながることでしょう。関係者のみなさまには、自由な発想や着眼点を評価したあたたかなご指導をたまわればありがたく存じます。

 最後になりましたが、「ゆうびんde自由研究・作品コンテスト2024」にご後援、ご協賛をいただきました企業・団体のみなさまにお礼申し上げまして、審査総評といたします。

ゆうびんde自由研究・作品コンテスト2024
審査員長 田辺 龍太
審査員  丸山  智
審査員  横田 政道

応募のきまり 切手部門 風景印部門
発表会と表彰式 切手部門Q&A 風景印部門Q&A
開 催 概 要 (かいさいがいよう)

作品発表会

会期:2024年8月25日(日)
   11:00〜14:00
会場:目白・椿ホール(デサント東京オフィス1階)
  (〒171-8580 豊島区目白1−4−8)   

JR山手線「目白駅」より徒歩1分
>>詳しい会場地図はこちら

入場料:無料

開催概要フライヤー

表彰式

日時:2024年8月25日(日)
   14:00〜15:00
会場:目白・椿ホール(デサント東京オフィス1階)
  (〒171-8580 豊島区目白1−4−8)

JR山手線「目白駅」より徒歩1分

集合写真
2023年の表彰式
主  催
公益財団法人 日本郵趣協会
後  援
文部科学省、公益社団法人日本PTA全国協議会、全国市町村教育委員会連合会、全国連合小学校長会、
日本私立小学校連合会、豊島区教育委員会、読売KODOMO新聞、日本教育新聞社
特別協賛
日本郵便株式会社
協  賛
株式会社デサント、リソー教育グループ(TOMAS・伸芽会・名門会)

プレスリリース(PDF)  ※別ウィンドウで開きます。

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