中島健蔵・
水原明窗記念賞
国際大賞
郵趣活動賞
郵趣文献賞
小倉謙賞
住野正顕賞
手嶋康賞
登録支部・団体
50周年特別表彰
小倉謙賞

小倉謙賞

1.趣 旨
 全国切手展のテーマティククラスまたはオープンクラスの作品を通して、その研究成果を広く一般社会に還元することに貢献した個人を表彰し、郵便切手文化の発展と水準向上を図るため、小倉謙賞を授与する。
 本賞は、日本郵趣の草成期に優れたトピカル・コレクションを築くとともに、その該博な知識を生かして優れた研究発表を行い、顕著な功績を残された故小倉謙氏(元東京大学名誉教授)を記念するため、小倉謙賞と称する。

2.表彰の方法
(1) 表彰は、賞状及びメダルを授与して行う。
(2) 授賞式は毎年1回、全国切手展の表彰式において行う。
(3) 選考結果は、『郵趣』誌上及び公益財団法人日本郵趣協会(以下「当協会という」)ホームページにおいて発表する。
(4) 授賞作品は、その記録を永く保存するとともに、研究成果を広く一般に還元する。

3.選考委員会
 当該年度の全国切手展<JAPEX>審査員会の審査員で選考委員会を構成する。

4.選考基準
 当協会の主催する全国切手展<JAPEX>のテーマティククラス及びオープンクラスに応募された出品物を対象とし、次の選考基準をできるだけ多く満たした1作品を選考する。ただし、該当作品のない場合もありうる。
 なお、過去に本賞を受賞した作品、同一出品者による類似の作品、または内容の重複が認められると判断した作品は、選考対象外とする。
(1) 優秀性
主題の選定、構成と展開、展示技術などの評価項目のいずれかで優れた特色を有すると認められること
(2) 研究内容
出品者による独創的研究であるとともに、郵趣の発展に貢献するような作品であること
(3) 将来性
研究業績の質と広がり、継続性及び将来性が期待される作品であること

附 則
 この要項は、2011年6月4日から施行する。(2011年6月4日、第2回理事会議決)
 2.一部改正(2012年12月8日、第13回理事会議決)
 3.一部改正(2019年6月1日、第48回理事会議決)
 4.一部改正(2021年6月5日、第60回理事会議決)

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 直近の受賞者(敬称略)
第41回(2024年度) 「木材について語る-その生産・加工・利用と持続的発展」 羽賀 正雄

 過去の受賞者(敬称略)
第1回(1984年度) 「ミツバチ」 鈴木瑞男
第2回(1985年度) 「サイ切手のすべて」 木村 彰
第3回(1986年度) 「爬虫類切手」 川井清敏
第4回(1987年度) 「数学遊園地」 橋本恵美子
第5回(1988年度) 「The Railways」 岡本尚文
第6回(1989年度) 「牛と人類」 奥村敏明
第7回(1990年度) 「鉄道190年の軌跡」 藤井 浩
第8回(1991年度) 「馬車の歴史」 安室芳樹
第9回(1992年度) 「風車・水車」 山本 昂
第10回(1993年度) 「天気と観測」 登坂 宏
第11回(1994年度) 「カトレヤ開花170年ラン物語」 角 信雄
第12回(1995年度) 「ミツバチ-その歴史と恩恵」 多田内雄佐夢
第13回(1996年度) 「郵便事業-その改革と発達」 大橋武彦
第14回(1997年度) 「テレフォン」 勝井明憲
第15回(1998年度) 「絵画史の巨匠たち」 江村 清
第16回(1999年度) 「天使-そのイメージの変遷-」 川島克之
第17回(2000年度)  該当作品なし
第18回(2001年度)  該当作品なし
第19回(2002年度) 「養蜂の歴史」 倉橋敏一
第20回(2003年度) 「馬車文化学」 阪中勝俊
第21回(2004年度) 「L.v.ベートーヴェン-その生涯と時代的背景-」 大沼幸雄
第22回(2005年度) 「地図の歴史~探検家と地図を作った人々~」 西海隆夫
第23回(2006年度) 「変わりゆくファッション」 北林利仁
第24回(2007年度) 該当作品なし
第25回(2008年度) 「蝶蛾ウォッチング」 加藤勝利
第26回(2009年度) 「視覚障害」 大沢秀雄
第27回(2010年度) 「都市の公共交通‐発展の背景と役割‐」 榎沢祐一
第28回(2011年度) 「園芸の歴史」 嘉ノ海暁子
第29回(2012年度) 「バラのきた道‐その生い立ちと人々とのかかわ」 山田精一
第30回(2013年度) 「ヒトラーとナチス・ドイツの興亡」 北村定従
第31回(2014年度) 「第三帝国の興亡 -1933-1945-」 樋口 豊
第32回(2015年度) 「19世紀イタリアの偉大なオペラ作曲家 ジュゼッペ・ヴェルディ 足跡とその時代」
平林 敏彦
第33回(2016年度) 「第二次世界大戦と日本」 虎頭雄彦
第34回(2017年度) 該当作品なし
第35回(2018年度) 該当作品なし
第36回(2019年度) 「宇宙開発の進化」 中尾謹三
第37回(2020年度) 該当作品なし
第38回(2021年度) 「ドラクロアの芸術と生涯」 川辺 勝
第39回(2022年度) 該当作品なし
第40回(2023年度) 「氷海を征(ゆ)く船-英雄時代の極地探検船から近代の砕氷船まで」佐々木 耕

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