小倉謙賞
1.趣 旨
全国切手展のテーマティククラスまたはオープンクラスの作品を通して、その研究成果を広く一般社会に還元することに貢献した個人を表彰し、郵便切手文化の発展と水準向上を図るため、小倉謙賞を授与する。
本賞は、日本郵趣の草成期に優れたトピカル・コレクションを築くとともに、その該博な知識を生かして優れた研究発表を行い、顕著な功績を残された故小倉謙氏(元東京大学名誉教授)を記念するため、小倉謙賞と称する。
2.表彰の方法
(1) |
表彰は、賞状及びメダルを授与して行う。 |
(2) |
授賞式は毎年1回、全国切手展の表彰式において行う。 |
(3) |
選考結果は、『郵趣』誌上及び公益財団法人日本郵趣協会(以下「当協会という」)ホームページにおいて発表する。 |
(4) |
授賞作品は、その記録を永く保存するとともに、研究成果を広く一般に還元する。 |
3.選考委員会
当該年度の全国切手展<JAPEX>審査員会の審査員で選考委員会を構成する。
4.選考基準
当協会の主催する全国切手展<JAPEX>のテーマティククラス及びオープンクラスに応募された出品物を対象とし、次の選考基準をできるだけ多く満たした1作品を選考する。ただし、該当作品のない場合もありうる。
なお、過去に本賞を受賞した作品、同一出品者による類似の作品、または内容の重複が認められると判断した作品は、選考対象外とする。
(1) |
優秀性 |
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主題の選定、構成と展開、展示技術などの評価項目のいずれかで優れた特色を有すると認められること |
(2) |
研究内容 |
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出品者による独創的研究であるとともに、郵趣の発展に貢献するような作品であること |
(3) |
将来性 |
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研究業績の質と広がり、継続性及び将来性が期待される作品であること |
附 則
この要項は、2011年6月4日から施行する。(2011年6月4日、第2回理事会議決)
2.一部改正(2012年12月8日、第13回理事会議決)
3.一部改正(2019年6月1日、第48回理事会議決)
4.一部改正(2021年6月5日、第60回理事会議決)
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